モナコの1日 夜の部

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モナコに住み始めて4年。夜な夜なモナコの街を回遊する遊び人 カトリーヌに、モナコの夜の過ごし方を聞きました。
(情報の裏を取るのはサイト管理者としての義務。夜のモナコも、ボクの目で確かめますので、その時には報告します。)



モナコナイトライフ by カトリーヌ(訳 ムラキ)

一人でもカップルでも、もしあなたがモナコにいたら、モナコの夜をどう過ごします?
モナコではすべてが簡単、心配ご無用です。モナコの遊び人たちはほとんどいつも同じ様に行動しています。あなたも同じ顔を行く先々で何回も見ることになるでしょう。


もしあなたが雰囲気を重視するなら。ヘラクレス港にあるスターズンバー(ココは必見)がよいでしょう。ケイトとディディエがあなたの気分をほぐしますし、女給さんたちもとってもお洒落です。お客さんとして王宮の人たち《訳注、アルベールやステファニ、キャロリーヌたち 》や、ショービジネス、スポーツ界のスターにも会えるでしょう。

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もしあなたの財布が軽めだったとしても、パニックに陥ることはありません。たぶん100フランくらいは、え〜と今ではユーロなので15ユーロ 《訳注2000円ほど》、残っていたとして、ホテルフェアモンモンテカルロのピアノバーに行けます。 (旧名 モンテカルログランドホテル、その前はロブスホテル)
食前酒の時刻には、どれを選んでもおいしいカクテルを一杯注文、つまみのビスケットやピーナッツをいっぱい持って来てくれます。とりあえず空腹は収まりますし、社交界の人たちを瞥見できます。
飲み物のおつりが1ユーロでも残っていたら、ホテルに併設されているサンカジノで運試ししてみましょう。ひょっとしたら運命の女神が微笑んでいたりして。

そろそろ食事時で、食前酒を飲んだスターズンバーがちょっと騒がしすぎると思ったら、港界隈で夕食にしましょう。リーズナブルな価格で一食にありつけます。
モナコで食事するには、駅周辺の低レベルのレストランを避ければ、後は何処へ行っても大方満足できます。
もしあなたが魚が大好きだとしたら、海洋博物館に行って水族館を堪能した後、レストランサンブノワで魚を食べましょう。
メゾンデュキャヴィヤでは140フラン、あら失礼、21ユーロほどで定食があります。

さて夕方が終わり夜のとばりが降りて、まだあなたが一人だとしたら、(女性がこの時間まで一人でいられるとは思いませんが)、今から何をしましょうか?
あわてる事はありません、食前酒と食事のワインで、あなたは空腹でもないし、ほろ酔い加減のいい気持ちです。

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ナイトクラブのジミーズは深夜零時に開店なので、それまでの時間、カジノ広場あたりで、夜の輝かしいイルミネーション、高級車の行列や道行く人のつけた宝石を鑑賞しましょう。
スペリュグ通りから左に降りてプリンセスグラス通りを行くと、SASカフェがあります。ピアノバーの看板がおいでおいでしています。ここで一杯飲みましょう。

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午前1時になりました。まだあなたは一人? 焦らないで<ZEN>の境地を守りましょう。 いまこそ ジミーズの出番です。
ジミーズ入り口の受付であなたの一番魅力的な微笑をみせてください。ここではパンクや、ピッピー風の人は嫌がられます。
入り口通過! ワルウウウウウーーーー。 《訳注 カトリーヌの口ぐせ、やったあ、という感じ。》 ジミーズの中では、あなたと同じ境地の素晴らしい美女や美男がお客さんとしてにぎわっています。

あなたがマドモワゼルなら、ここの男達は悪くありません。イタリア男(客の80%)が好きでないとダメですが、身振り手振りで話しかけてきます。
友達ができたうれしさと、モナコの空気に酔って、あなたはすっかりパラダイス気分。

さて時間が経つのは早いもので、朝の5時。
  もしあなたがまだ一人だとしたらお気のどく様。次回はモブージュでも試してね、ここの満月は殺人的だから。
 バイバーイ、オルヴヮー! ボンヴォワィヤージュ!

Stars'n Bar : 6 quai Antoine 1er / tel 9797 9595
Sass Cafe : 11 Av Princesse Grace / tel 9325 5200
Black Diamond : 11 Av Princesse Grace / tel 9777 0024
Jim's : 26 Av Princesse Grace / tel 9806 7373


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